ライフ イズ ストレンジ ビフォア ザ ストーム の話
ライフ イズ ストレンジ ビフォア ザ ストーム をプレイしました。思ったより短く、サクッとクリアできたので、サクッと感想を書きたいと思います。前作 ライフ イズ ストレンジ はプレイ済みです。 音楽とか演出がいちいちエモいのは前作と一緒 正直なところ、一本のゲームとしてみるとかなり厳しいと言わざるを得ません。フルプライスの割にはボリュームが少ない上(ローカライズは前作同様非常に丁寧なので価格相応と言えなくもないですが)、プレイヤーが介入できるポイントも少ない。そして、前作の主人公と違って時間を巻き戻すことは出来ず、代わりに与えられたのが口先で相手を言い負かす「バックトーク」というシステム。プレイヤーとして主人公のロールプレイをするのは確かに楽しいのですが、前作のシステムほど選択肢に深みが生まれずイマイチ……現実的ではありますが。前作の前日譚という都合上ストーリーの行き着くところが決まっている、というのもシステム的に枷になっていたように思います。選択肢による変化が分かりづらい上、若干不自然にメインのストーリーに引き戻される感もあります。ただ、前作もその辺は同じなのですが……描き方が上手かったのでしょうか? ズラズラと不満を並べましたが、前作のキャラ クロエを深掘りするゲームとしては結構良かったと思います。父親の死や親友の引っ越し、馴染めない高校生活と新しい友達、その辺とどう向き合っていたのかが丁寧に描かれていて、ファンディスクとしては申し分のない出来でしょう。個人的にはレイチェルとの関係が深まってクロエの中で大切なものになっていくシークエンス、そしてクロエと前作主人公のマックスの子供時代の話がなかなか良かったです。……それでもCGアニメとかで十分じゃないかという気はします。 ネット上で不満点として挙げられている、×決定/○キャンセルの海外仕様や、字幕が中途半端な位置で改行されるという点は、ワケあっての仕様と明言されているのでそこまで問題とは思いません。それよりもカメラの操作感の方がヤバいと思います。一応オプションで感度調整は出来ますが、前作では問題なかったのにどうしてこうなったという感が否めません。まぁ流石に数時間もすれば慣れますし、前作と開発元が違うというのは知っているんですけどネ。 今回、前作と抱き合わせで割引をしていたのでついついセットの...